To be continued

単純な日記です。

8/24 アイアンマン②を観た

アイアンマン②を見た

アイアンマン②は、おなじみアイアンマンの生みの親であるスタークがアイアンマンをexpo(?)でハデにお披露目するところから始まる。前回の①では、アイアンマンの正体が記者会見でスタークだと明かされるところで終わったけれど、それの続きとなっていて、「では、アイアンマンという兵器をアメリカがどう扱うのか」という裁判のようなのが始まる。スタークインダストリーのライバル社である◯(名前を忘れてしまった)、それとスターク、軍やアメリカの偉い人が集まり、国はアイアンマンを国有化し大量生産し、軍に配備したいと述べるが、いっぽうでスタークはアイアンマン=自分+スーツであるから、アイアンマンと自分は切っても切り離せない。アイアンマンは社会のために働くが、所属はしないし大量生産もしないという方針をアピールするのだが、軍やライバル者の演説により不利になりかかる…どうやらスタークとしては、スーツの破壊力が危険にもなり得、他国に模倣される可能性がある事を、アイアンマンにひとつの人格があり、人のため、公共の福祉のために常に働くというメッセージで覆したかったようである。それをライバル社から否定されかかるがスタークが、他国のアイアンマンを模倣したスーツ開発の映像を出し、技術が追いつくまでには少なくとも5年から十年はかかると言うことを証明して見せ、事なきを得たかのように見えた。

しかしスターク社に恨みを持つ人間が開発を目論んでいたのである!また、ハデに同社お披露目(?)でレースカーに乗り込むスタークがその模倣アイアンマンスーツみたいなムチ男から狙われることになる。

①ではスターク社にいた男が裏切り、アイアンマンのライバルとして登場したウラ下剋上的な感じがあったけれどこちらはムラっ気のある天才vs.ヤミの物理学者的な戦いである。①、②ともに、「スタークの開発シーンカッコいい」みたいのは、ライバルの物理学者(あまりかっこよく描かれてないのが残念)もコンピューターを駆使して内部に侵入したりするワザを見せてくるところと合わせて見どころだとおもう。戦い=がんがんなぐりあう、というのでなくそれを作った、開発した、知力とプライドな戦いっていうのがエモかもしれませんね。ちなみに、スタークを逆恨みしている物理学者は、スターク社の下請けとして働いていたが何かで捕まり四十年間投獄されていたとか。

①に比べるとストーリーがこみいっていて(というか、家庭が煩すぎて)わかりにくい所もあったような…あと、スタークの相棒としてアイアンマンIIになって戦う人が辞めたため①と別人が代わりに演じているらしく、スッ…と出てはくるけど「だれ?!」感は拭えなかった。そしてそのままスーツに乗り込むほど重要な役とは…こいつら、いつから親しいんだ??みたいな。

ストーリーのキモ動力源

①にひきつづき、アイアンマン②のストーリーの中心にあるのがアイアンマン自身の動力源にある。スタークの心臓部を守っている動力源は、同時に毒を発することがわかったようで、②ではその毒素がスタークの体を蝕んでゆく。「残り時間が少ない」スタークはそう感じつつも、頻繁に体調を崩し、死を実感するとともに自暴自棄にかりかける。秘書の女性(名前わすれた、、)など親しい人にもそれを言い出せないまま一人で動力源の新しい元素をさがす作業を続けるのだが、結局、自分の誕生日パーティで色々を発散してしまうのである。それからいろいろとあり、ライバル社とライバル物理学者(スタークへのいやがらせで投獄されていた)が結び付いたりするのだが、やっとスタークのアイアンマンスーツの新しい動力源に合う元素が見つかる。それが自分の父親の研究、それからそれらすべてを展示しているexpo(?)という場所と深く関連してあった。

この辺は、スタークと、仕事一途な父親との関わりと深く関わっているところがエモであり、スタークが過去のビデオを観ることで、父親と自分とのつながりが氷塊するシーンと関連しているのです。それがまるで心臓というのが=信頼出来る人と共に持つ愛着、という発見があるようで面白かった。確かに、人も動力源がないと動けない。父親の過去からのメッセージを受け取り、元素を見つけ出すために不調から立ち上がりふたたび技術者として働き始めるシーンはよかった。色々なことが用意されていて、要素も沢山あるのになんにも出来ない時もあれば、それをどうにか一つのことへ繋げようと出来る、人間のパワーみたいなものはある

あとアイアンマンの戦闘シーンも展示会での喧嘩で発見したトラブルをヒントにボスをたおすなど①の「凍ることくらい調べておけよ」のようにひねられてるのが多くて見ごたえあり。

スタークの飄々とした素顔と、アイアンマンとして戦っている姿→秘書の女性と言い合う姿の落差がやっぱ、おもしろいですし、不調から立ち上がってボスを倒すだけでなく子供を助けたり女性を助けに走ったりするシーンはヒーローものだなあ〜という感じ。

開発シーンとかで人が「何これ?」と持ち上げたものを「あ、ちょうど良かった」と台替わりに使ったりするシーンとか遊びみたいなのも効いてるんだけど、ああいうのはアドリブなんだろうか…?

(ていうか、ハリウッドでアドリブなんてあるのだろうか)???

途中で助手として出てきたやたらと強い女性は、えっと思ってみていたけどのちのアベンジャーズに出てくる登場人物だったのかも?







アイアンマン 2 (字幕版)

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