To be continued

単純な日記です。

発言小町②Iさん

Iさんと電話番号を交換して、LINEで話したりしてみた。Iさんとは話したことがあまり無かったけどどういう人かっていうのを私はよく知っていた。で、わたしもこの間まで沼みたいにしつこくあった前の職場での嫌がらせのことを思い出したりしてたので連絡が来た時は「普通の人の声」みたいのをまってたような気がする。それで、その中にある藁のようにきづいたらそれをガッチガチに掴んでいた。なんて事ない事だったけどこの人は連絡くれたりするんだ…て思った。朝と帰宅時に電話をしてくれた。前の婚約者はずっと放っておかれていて、自分のしたい話しかしなかった。それも、ゲームの話。これからのことについてわざわざ話すのも変だと思ったけどIさんもそれ程俗な事は考えてないみたいだったので流れに乗る感じで別に良いのかなと思う。
そのときIさんは意外と女慣れしてるのかもなーと思った。むしろ、もと婚約者の方が外側がイケイケでやってるのに中身がおたくっぽいと思う。いろんな人がいるが、ノリで話されるのが意外と自分は嫌いなようで、と思いつつどう見てもオタクっぽいIさんは社会に出てそういうのを身につけていまは仕事上くらい距離が離れてるってことなのかもなあとも思う。でもそれくらいの距離間、いままで馴れ馴れしすぎるくらいの人に揉まれていて、「近すぎなんですが」と言い出せないのが毎日だったのでこの当たり前がうれしかった。
一日はいろんな事があった。わたしが前のグループで良い人のふりをしていたのもばれてしまった。バレた時、あーこれはどうするかなと考えていて、けど開き直るのもなと思っていたらIさん自身も勝手にその辺の決着を付けててくれてたのでまあそれで良いかと思った。こういう事は多分この先ももっとあるんだろうと思うと憂鬱になるが、べつに仮面を被ってたわけではない。ただ誰もやらない為そこはわたしの方からずっと苦手なことをやってるっていう意識はあった。助けてくれ…!それで助けてくれたのは数人で、私もそもそも、楽しんでやれればいいよって言いながらあほあほしていたいだけだったのでトラブルがあった時にひいひいなってるのが嫌だった。
Iさんは価値判断が俗にまみれていないような気がする。いちいち答えを言われたり色つけされたりしない。たとえば、「良い」と褒めてくれる人がいる。わたしは、こんな会ってすぐから顔を見て知りもしない相手を褒めて来なくて良いって思う。それがプレッシャーになるじゃないか…でも性善説くらい明るい人はそういうことにも気づかずに、また、わたしの見えている目の前で「がっかり」したりし出すからそういう明るさを持っている人を好かない。というか、人のそういうナーバスになりがちな色について毎日サインペンくらいの線でなぞられてくることの無神経に普段は耐えられない。だからそういう人といられるのはひと月のうち半分くらいとかそんなくらいだと思う。
ただわたしとてべつに毎日パーフェクトな相手をしてほしいってわけじゃないんだと思う。ようは、それがヘタでも相手が欲しそうにしているときにひと言発してあげて、欲しくなさそうなときに言いたいことが百倍あっても黙ってるのがのが思いやりなんだと思う。それで、それをやってもらってるんならそのことに気づいてたほうがよかったと思う。
もうトシなので異性と会ったりするたび自分は自分自身の顔とかを鏡で見直してみたくなって来る。見るたび、しょうもない姿をしている。なんか、立ったまま何か待ってる何かの動物みたいのに似ている…いま、若さを保つことに焦点を当てるのがやっとってとこに思える。いまのとこはIさんも別に良いという感じでいる。(と思う)
自分になんで声なんてかけてきたんだろうか。みたいなこと考えて、自分に「得」なんてあるんだろうかと思いながら、でも商品みたいに選ばれているんだとしたら多分傷つくだろうと思った。てか、長いな…

この間読んだエッセイはアラサー、アラフォーのさっぱり感を持ち合わせて話してるようなのだったのに自分の思考回路はみみずが地をはっていくようでびびる。


前の婚約者のことも一応書いておこうと思う。昨日性的虐待、そういう崩壊した家庭の本を読んでみて、無意識にせよ意図的にせよ、わたしはほとんどそれを忘れながら日常を生きているんだなと考えていた。そう考えるに、遠くからわたし込みの周辺を見ていた婚約者と、わたし自身の見えていた世界はだいぶ違うものだったんだなと思う。「守る」みたいなことを言われて、わたしがされてきたことに対するに対する残虐さ、汚さ、そういうのを、婚約者とその周辺にいる人だけが背負っていたのかもしれない。だから、みえている世界がそもそもこれほど違うということを互いに知りもしないで、分かるとこだけ拾い読みして会ったから駄目だったのだ。
それから、会った時から、関係が深いとこまで来ると、いちいち必ずそれが何のためなのか問いただしたくなる。これは自分の身を守るための何かそういうのがあるんだろう。そうすると、やっと記憶の中に埋め込んでいた恨み、つらみが出て来て、それを当ててしまうとこがある。でもそういうのがいらないんだったとしたら、なんでここに来るんだろう?そればっかり考えてしまう。なんで…って相手も、いいもんがあると思ってたに違いない。そのことは何度話したとしても、まったく歴史観自体を失念してしまった人と会っているような気持ちになっていた。

 

 

 

 

こちら、(以下同文