To be continued

単純な日記です。

●ライトノベルー中

ちょうど一年前の今ごろわたしは暇を持て余していて、最寄りのゲームアーケードに寄るのが日課になっていた。。。八木橋せんぱいと会ったのもその頃で、その日もテスト勉強終わりにゲームを叩いている所だった。しかしその頃には、あまりにもふざけた人が多すぎるということに気付いていて、3対3の対戦はやめて、わたしは2対2の台に座ることにした。。待っていたところでゲームは散々だったのだけど、終わりごろにちゃりん!とわたしのゲーム機にコインを入れた人がいたのだ!それが八木橋せんぱいで、先輩は立て続けに三回コインを無言で入れてきた。ゲームは三連勝。完勝に興奮していたひよこ状態のわたしは、ふと見るとゲーム機にフレンドの表記が出ているのをみた。このゲームは何度か対戦をすると登録名でお互いがフレンドになれるようになっているのだ!わたし達は取り敢えずさよならをして、その後日わたしはそのゲームアーケードにまた行った。もう週に七回くらい行くようになっていた、わたしはそこでよく見る顔の人たちでグループラインを作ってみることに成功した。それからグループラインの長としてわたしがあれこれ管理することになったのだが、そこに集まってきたのははじめは学生達だけだった。わたしは、学生と、夜集まる約束をした。。。わたしは、もしかしたら来ないんじゃないかと思っていたが、はじめが肝心だと思ったので行くことにした。そうすると、やっぱり来なかった。夜のゲームアーケードで、来るわけねーよと思いながら二対二の対戦を待っていると、そこにまた、ちゃりん!と入ってきた人がいた。それが、なんと、八木橋せんぱいだったのだ!私たちはとりあえず、そこで猛者達と対戦することになったが、やっぱり三戦三勝もできた。。帰る頃にはバスの終電も亡くなっていて、なんと八木橋せんぱいは三時間近くそれに付き合ってくれたのだ。わたしは、ほんとにこの人は良い人だなと思いながら、その時はまだ、八木橋せんぱいは見たことのない異性を見る目でわたしのことを見てたことを覚えている。。。わたしは、八木橋せんぱいに興味があったので、「スポッチャ行きましょう」と声かけをしてみたのに、イライラ状態で振られてしまった。。あのときは本当に赤の他人だったのだ。それからも、勝利に飢えていたひよこ状態のわたしは、それから八木橋せんぱいと何度か、フリー対戦をしてみることになった。。。それは、三対三でも二対二のでもなく、一対一の勝負で、喧嘩を売っているふうでもあったけど、わたさは何故かそれに三勝してしまった。。その時は、八木橋せんぱいはわたしのことを嫌っているオーラを出していたので、わたしもちょっと嫌いになりかけていた。。。けど、対戦をした後で話してみると、普通の社会人のようにも見えた。。それから、新たに10代の男の子が入ってきて、その子とわたしと八木橋せんぱいでつるむことが増えた。。わたしは、他にも人がいる状態で、長のわたしが楽しんでる姿見られるのちょっとやだなーと思っていたのに、八木橋せんぱいも、勝利に飢えるオオカミ状態になっていて、朝から晩からラインで「いかねーか?」と誘ってくるようになっていた。。わたしは、二人だけで行くの見られるのちょっといやだなーと思ってたので、「じゃあいっかいだけ」と言って、毎日一回ずつくらい二人だけでしてみることにした。。そうすると勝ったあと2人きりで、それを周りの人にも見られてるのに八木橋せんぱいは唐突にオトコ感を出してきて「もう一発やらねーか?」と言ってきた。。わたしは、びっくりしたのでそれでやめておいたのだけど、そういうふざけた事を言われるのもそれはそれでいいなと思った。。八木橋せんぱいは3人でいる時に下品な冗談を言って、わたしはそのときがそのゲームアーケードのなかで一番楽しい瞬間だったといまでも思う。。けどそういう時はなかなか訪れなかった。その後も、そんな感じでグループラインはうごいていった。。八木橋せんぱいは事あるごとに怒っていて、上昇する血がすごかった。。わたしはその時は、そもそものゲームにのめり込んでいたので、グループライン外の人とも交流するようになっていた。LINE内では雑多な人がたくさんいるためトラブルが絶え間なくあって、まずは子供達、それから学生がなぜかわたしに対して喧嘩を打ってきたり関係ない私信をうってくるようになっていた。。そういうときも、八木橋せんぱいだけさりげなくフォローしに来てくれたりして、一対一やるまではいやなやつと思ってたこともあってけど、その頃にはこの人は、良い人だなーと思うようになっていた。。八木橋せんぱいはそういう人だったので、初めの頃のスポッチャの後でわたしが落ち込んでいたのを気にしてくれてたのか、事あるごとに「おい、スポッチャいかねーか」と声をかけてくれるようにもなった。。それから、ゲームアーケードに来るひとはチャラチャラしている人も多かったけど、八木橋せんぱいはわたしに対して初めにとった態度みたいに異性と接することが多く、それ以外は、ふつうに親切にする人だったので、いつもみたいにいやな思いはあまりすることがなかった。。
事件は色々とあったのだけど、沢山ありすぎて今は思い出せない。
一番は、それ以後で八木橋せんぱいと何故か◯◯◯する事になったのが参った。。わたしは、暗闇過ぎて覚えていなかったのだけど、あとでマックに呼び出しされた時に、八木橋せんぱいはひとつひとつ、指折り数えながら、わたしの目の前でその時あったことをテーブルに並べてみせた。。八木橋せんぱいはマスクを付けていて、せんぱいが唐突に始めた「SEXによって受けたショックの話」とわたしはせんぱいの人格を読み取ろうとしていた。。わたしはなんで、ショックを受けるのか分からなかったけど、それが多分男としての誠実さがまだあるという意味だと受け取っておいた。。せんぱいは「いまは特定の相手いないから」と言っていたけど、それがどういう感情なのかはよくわからなかった。
その頃はもう、グループラインは崩壊しかけていて、先輩かわたしの「行かない?」だけが通るようになっていた。。わたしは、男の人ってこういうことするんだなーと思って見ていた。