To be continued

単純な日記です。

糞虫

糞虫 - Wikipedia

糞虫(ふんちゅう、英: dung beetle)は、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科、およびその近縁な科に属する昆虫のうち、主に哺乳類の糞を餌とする(食糞)一群の昆虫を指す。食糞コガネムシとも呼ばれる。

動物の糞は、その動物が利用できないものを排出したものだが、他の動物には利用可能な栄養を含み、また消化の過程で追加される成分もある。そのため、動物の糞には、昆虫を含む多くの小型動物が集まる。ただし一般に糞虫と言われるのは、コウチュウ目の中で、コガネムシ科とその近縁なグループに属するものである。その大部分は、哺乳類、特に草食動物の糞を食べる。

色は黒を中心としたものが多いが、金属光沢があるものや、ビロードのような毛があるものなどがいる。また、ダイコクコガネやツノコガネ、エンマコガネ類など、雄に角がある例も知られる。またフンコロガシは古代からその不思議な生態で注目された。ファーブルが『昆虫記』の中でこの仲間に何度も触れ、その習性を詳しく調べたことはよく知られている。実用面では、牧畜における糞の処理はこの類に大いに依存している。

糞虫は哺乳類の糞を分解する上で、重要な役割を持っている。地球上、それぞれの地域において、大型の草食哺乳類がおり、その糞を食う糞虫がいる。家畜を他地域に移植した場合、在来の糞虫では家畜の糞を処理できない場合がある。オーストラリアなどでは、そのために糞虫を持ち込んだことがある。

生態系における糞虫のもう一つの大きな役割は、種子分散である。哺乳類の糞に含まれる植物の種子は糞虫によって地中に埋められることで、発芽率が上昇する。

糞虫は形が美しいものも多く、研究者やコレクターが存在する。そういう人の家の冷蔵庫には、飼育のために糞が冷蔵保存されているという[要文献特定詳細情報]。また、これらの採集のためにはトラップが有効で、そのために採集旅行に糞を持参する例もある。

日本では、鹿が多い金華山宮城県)、奈良公園奈良県)、宮島(広島県)に糞虫も多く生息する。このうち奈良市には、糞虫を展示・研究する「ならまち糞虫館」が開設されている[1]。




今日は朝から呼び出しが入り仕事終わりに飲みに行って来ました。




さすがにお腹いっぱい。こちらは小説のネタとしての資料です。