To be continued

単純な日記です。

M-1についてのたった一人の熱い記事

※これは、M-1グランプリを見たその日に書いたのですが、ハ?お前如きが何いってんの?というような内なる葛藤があって更新していなかった記事です。半月ほど眠らせたので良い塩梅かと思いながら出して見ます。


M-1グランプリを見た

M1グランプリ2019をリアルタイムで見た。今年は、ミルクボーイが準決勝で過去最高得点を得るなどして決勝でも審査員のほとんどからの評を得て優勝していた。
僕も見たけれど、さくらももこちびまる子ちゃん的視点で、切り取り方が面白く、懐かしい感じがした。Twitterなどでは「子どもは元ネタが人格のベースにないためかきょとんとしていた」という声も聞いたけれど、僕らの世代は結構唸らされるものがあったと思う。
僕は漫才を見ながらツイート画面に「コーンフレーク…コーンフレーク!」と躍り出てくる場面が浮かんできて仕方がなかった。

最後の、優勝決定後のコメントも見た。彼ら、テレビにあまり出ていないそうで、優勝の事実に驚いていたのが新鮮だった。後ろには、出演者や決勝進出のメンバーが映っていたりして、僕は「ああ、本当にこれって、光と影だよな…」と感じたのである。優勝者はもちろん嬉しいけど、勝ちがあれば負けもある、これは摂理なのだ。でも、負けというのは辛い。受け入れがたい「負け」の場面。それは、誰にでも、どこにでも、必ずあるからこそ光と影なのだと思った。
折しも、宇野昌磨選手が優勝、羽生結弦選手が準優勝
というニュースもあった。僕は最近、羽生選手の話題を見るとハラハラしてしまって仕方がない。羽生選手が誰よりも強く、美しく、タフで、自分に厳しいことを誰もが知っていて、自身が、優勝以外許さないことを皆が知っているだろう。けど、負けることは必ず、あるんだと思った。負けるのが悪いことでは決してないけれど、こうなると、勝ち続けること自体も何か怖いなと僕は不安を感じやすい為思ってしまった。
僕は本当に、この苦渋をなめた人は悔しくて眠れないんじゃないだろうかと思った。

僕は、この場面を見て、トラウマのようにこれまでの負け九万九千九百回くらいを思い出して辛くなってしまった。以下、負けた時の辛い点をあげてみたいと思います。

①皆が違う人の話をしている

僕は最近、自分がする側になって思ったのだが、すごい!と思う人ばかり褒めたり、注目してる時、家で飼っていたブタに似ているハムスターのことを考えていないみたいな態度はあまり良くない。

僕はこういうのに対するやっかみをはじめ、「楽しいだけなのに、何よアンタ!」みたいなふうに思っていたのだけど、ハムスターからしたら「死」に関わるくらい愛情の欠落というのはこわいものなので、楽しさ3分の一、ハムスターの方にも媚びるを3分の一くらいやるのが大人の態度なのだと思う。

②完膚なきまでに負けた為、なんで負けたのかすらわからない

わからない…!なんで負けたかわからないけど、負けてるっちゅうねん…!

③もしかしてポテンシャル?と思ってしまう

もしかしてこいつと俺の差って、もともとの覆らざるを得ない部分…つまりポテンシャルなのかな。いや、ちがう!皆には皆の良いところがある!俺にも必ず、多分ある!

④悔しくて、走り込み百周!
打ち上げ?!ないない!そんなもん、やってる暇あるのなら来年のキックオフに向けて今から走り込み百周してないと、俺は今、いまの時点で死にたい!というか、今日絶対こんな精神状態で眠れるわけがない!


これを、ポジティブに変化してみます。

優勝とか、勝ち負けとかあるけど、それは賞を作った人が作り出した構造でしょ?常に勝ちたい、とか、褒めてもらいたい、それも大切なことだけど、自分なりの良さがあるんじゃないの?下があれば上もあるし、必ず立つ位置関係は変わってくるけど、それって脂が乗ってる…みたいな波なのかもしれないよ?…それに、「悔しい!」、ってさ、もっと言っていいんじゃないかな。悔しい!悔しいって言え!悔しいって言ったら、自分がどれだけ本気だったか、怠けてたか自分が思い出すだろう!本気の涙、流せるときはそれに酔っとけ!本気の涙流さないやつもいるからな!



本質に対しての「悔しい」を言おうぜ!!!!








今ので思い出しました。負けの分類です。負けた理由について考えてみます。

①出発地点が違う
その道五十年と、アマの争い

②調子こいてた
「できる」って思ってたけど、調子こいてただけだった。

③練習してない
調子こいて、練習してなかった

④論理的にポテンシャルに努力の値を足して見て、プラスαをかけてみた時に出る値=才能の違い
で冷静に考えて負けている

⑤単純に、みくびっていた
みくびっていた。(30/100)←確率

⑥頭が悪ければ試験官が見てない時の態度も悪い
頭が悪いのはいい!けど態度が悪いのはいかんぞ!
僕は態度が良い子があとでぐーんと伸びるのを見たぞ!そういうのは、全てにおいて出てくるぞ!

⑦ニーズと時期
ニーズと時期が違っただけ…けど、逆にいえば、ニーズも、時期も違う…ってナニ?!








ああああああ…!!





結局、この全ての理由が確証のないままメリーゴーランド状態で現れるのが「負け」なのです。しかし、言ってしまえば「勝ち」もそれには確証などないのです。(多分)





おわりです。今回のブログは全て自分の経験してきたことで書きました。

M1グランプリとても面白かったです。
松ちゃんが言っていたようにハイレベルだった…