To be continued

単純な日記です。

俺は、舌先三寸で語る

最近、このブログが知人にバレてしまったようで三日に一度くらいのペースで覗かれていることが判明した。まあ、いつかはバレるだろうな…と思って死ぬほどやばいこと、特定の人への尊厳を侵す悪口みたいのは書いてないため大丈夫だとは思う。もし「これって俺のこと?俺のこと、こんなふうに書きやがって!!!クソー」と思うことがあれば多分それは勘違いなので僕へ一報をください。

ところで今日は仕事があったのだけど、日曜なのにお客さんがあまり入らなかったことでさすがの僕もやばさみたいなものを感じていた。僕としてはこの店が好きという感触や思い入れみたいなものが特にないので、正直に言えば店が潰れたとしても次のを探すくらいの感情でしかないだろうと思うんだけど、勉強のために一応商売的な面で僕なりの考えをまとめておきたい。

僕の考えるに、店というのは①常連さん②一見さんで成り立っている。常連さんが大切なのはいうまでもなく、再度来てくれると前回はセーフかそれ以上に満たされたんだなと思い嬉しいのだけれど、②の一見さんもこれは予備常連軍だと考えると貴重な財産だとも思う。
僕の思うに、店というのは「売り」が必ず必要である。この競争社会の中で、すべて平均点、だいたい満たしてくれるくらいのものを人は常に求めるだろうか。この「常にだいたい上位で選んでもらう」みたいのは商売として大切なことだと思う。よおく考えてみると、人というのはふいに思い出すとき、やっぱりその中の消費した商品単体を思い出してその場所を訪れている。「あの店のあれ、食べたいなー」みたいなやつ。だからリーズナブルだったり敷居が低いみたいなもの以上に特色、売りっていうのは大切だと思う。差別化…というよりも、「ココにちからをいれてます!」と即応えられる、目的みたいなもの。そうすれば自ずと意識も変わってくるのではないだろうか。
 (注・僕はいつも断定調で文章を書いていますが実際の感触では九割型手探りだと思ってください。)僕の店は、新しいものが入ってくるのが非常に早く品揃えがいいというのが売りだった…しかしこれが一部、店側の判断で潰された。このため、店にいつもなんとなく来ていた客の少なくとも五分の一くらいは減ったんじゃないかと僕は思っている。

それから、一見さんが常連さんに変わるきっかけってなんだろうと思う。これは当てずっぽうだけれど①思ったよりも安い(キャンペーン、割引き、クーポン)②目当てのものがある喜び③思ってなかったサービスが見つかった喜び
これがあると思う。僕は、これは撒き餌のようなものだと思う。もし、これが定期的に正常な取引としてもらえるものだとしたら人はどう思うかというと「ケチくさい」と感じるのではないだろうか。こういったものは、常時で人を呼び寄せるために店側が負担したり勉強するなどして提供するものではないだろうか。安くていいものを置く、価値以上に安く買えるものをたくさん置いておく。
こういうことだ!

一方で、僕の店の弱点として、「いらないものが常に増え続ける」というところが実はある。つまり、負債。僕は経済の本を見出しだけ読んで捨てるみたいなことを幾十年は繰り返して来ているのだけど、増やすよりも減らす(削減する)方が実際利益が増えやすいのだと思う。これが、以前居た店と比べると弱点ではないかと思う。以前は商売が好きでたまらないみたいな人が社長としていたため、常に改革、考慮、変え続けるみたいなシステムが(社長個人に)あった。思えばあの店が繁盛し続けるのはそういうとこ、そういう、回転が止まらない木馬的な側面があったように思う。キャンペーンみたいのも随時でやってたし…(ウザかったけど…)
例えばもう読まないものがいつまでもある。確実に飽きられて状態も汚いものが場所を占めている…など。こういう場所にはもう、人はおろかカラスも来ないと思う。なぜこんな場所ができるかというと理由はいろいろあるけれど①単なる盲目だったり②責任が一人しか負わない(独断)から変えられないみたいなとこがあるんじゃないかと思うけど、根本的にはどうでもいいみたいな意識があるように思う。全体を、興味を持って見ていない。

僕は思うんだけど、クーポンって何か貧乏くさいけどけっこういいんじゃないかなと思うんですよね。クーポンあったら行くか、あそこじゃなくてここにするかって何か思いませんか?まあでも管理が面倒なんだろうなと思うと別にいいかなっていう感じもする。


働いていて思うのが、何か僕の不手際でそういうことが起こることも実際多いかもしれないけど、今まで来ていた人が来てくれなくなる、という事実ってけっこう普通に悲しいことだし、それが「もっと楽に、短時間で儲けたる」という意識から来ていたのだとしたらわりに怠慢っぽく思えてくる。そういうのってけっこう、言葉にしなくても伝わってしまうので気を付けたい。