To be continued

単純な日記です。

おい!

今日は仕事だった。僕の店はわりと古くからある個人の店がチェーン店に吸収されたものなので、建物自体が古くて内装もそこそこださい。商品の品揃えは本社から案内される通りにしているために日々新しいものに更新されていっていて、そのため一見さんよりも大まかな周期でくるリピーターの人が多いという感じ。配置や発注、細かい部分は各店舗スタッフに任せるという感じで、そして、その結果としてわりとおたくなお客さんが多いような気がする。若い人、ヤング、ギャル、そういう人はたぶんお洒落で真新しい店に行くんだと思う。BOOKOFFとか…で、なんだけどたまにやっぱり、何かの手違いなのかギャル男の集まりみたいな妙な集団みたいのも来たりする。こういう人たちに会うと僕はとにかくびっくりするし、そのうるささに大抵は参る。正直、他の高齢者やおじさんだったり子ども、女の子がちょっとくらいうるさかったり、きままに迷惑なのは目を瞑れるのに、本当にこのギャル男の集団というのが苦手。嫌い。五分たりとも僕は我慢ができない。警戒心とか不信感を他人にあまり抱いたりしない僕だし、万引きとかにもセンサーが働いていなかったりもするけど、とにかくギャル男だけは駄目だ。入ってきた瞬間から警戒センサーがびんびんに立ちまくるし、何か素行が悪かったら「何か言ってやろう」みたいな俺になる。(実際は、体格差などにびびってほぼで言わないがとにかくアドレナリンの暴走みたいなことは失敗の範疇でやらかしたことがある)
一体なにが楽しいんだろうと思う。彼らにあるものといえば、テリトリーを周知するっていう欲求だろう。まず、声がデカくてずっと自分の話をしている。それから、異性がいれば目ざとくそれを気にする。それから、自分達はいま大勢でいるんだっていう優越。そういうものを犬のオシッコみたいにそこらじゅうに巻き散らかして、ああ、うるさいったらありゃしない。おばさんとかがうるさいのは、習性だしかわいいので僕は許せる。おばさんがうるさいとき、おばさんは全身から「すみませんねえ、うるさくて…でも、とまらないのよ。おほほほ」みたいな感じを発しているし、ちびっこについては自分の妹の幼少時を思ってたまに一緒に泣いている時がある。けど、ギャル男って、なにも不自由などしていない。おまえらの場所だってある。なのに、なあ、おまえら、どうしてどこにいてもいつでもうるさいんだよ?…僕はSはどうするのか見ていたけれど今日、完全なる黙秘で笑ってすらいたのでそのことで一瞬、全然関係がないのにSをも憎みそうになった。(ちがうでしょーー!!)と思った。(こういうのは…レスポンス改悪で良いんだよ!!)
僕はそういう挙動で小学校の頃いじめっこを二人ほどどついてどつき返されて泣いたことを思い出してしまった。Sは分かってない。多分僕の中で妹…それから姉みたいな人を護りたい欲求みたいのは強いみたいだ。しかし腕力も、話術も、びびらせるための肉体もないことに今更ながら、ロッカーの前まで来て俺自身に対してなによりもびびりまくってしまった。一番コワいの、じつはお前じゃないかってな。