To be continued

単純な日記です。

dくんとステーキ

友達のdくんが最近筋トレにハマっているという話をしていて、僕もそろそろ自分の興味がストレッチを超えて筋トレの入り口に立っているみたいな状態だったので、そのときに誘われたスポーツジムに一緒に行ってみる事にしました。それで、スポーツジムでごくありきたりのセットメニューをさせられた後で、筋肉がホカホカになっている帰りにdくんがいつも行っていると言うステーキ店に行ってみる事にした。自分は、あまり肉は食べれない方なので普段から,肉ばっかり食べたいとか言っている人を見ると意味不明だなと思って見ている側の方だったんだけど,連れられて行ったその民家みたいな店内の中でdくんはそこで750gの肉を思いっきり頼んでいて、自分はすっげーなあと思いながら、自分も牛肉ステーキを食べて帰ってきました。で、そこのステーキは、ステーキハウスというだけあってとてもおいしい肉で,自分もひさびさに「筋トレ+ステーキ」にあいなった場面もふくめてまあまあ満足していました。例えていうなら、凄い激しいんだけどあまり疲れないみたいな感じ。

で、後日、dくんから午前中に電話がかかって来た。僕とdくんはたまに、雑談みたいな事をこうやってしては異性を遠ざけて過ごしているんだけど、そこでポケモンなどの色んな話をしたあとでやっぱり筋トレの話になってきて、48時間近く時間が過ぎた後でもdくんが気になっているのは「あの肉どうだった?」ということらしかった。自分もたしかにdくんからはあれだけ良くしてもらったんだから何か返さなければならないとは思っていて,だから「かます」とか「勿体ぶる」みたいな表面上ブスみたいなこと無しに、自分は、あのとき家に帰って来てからしばらく、パフェみたいになっていた自分はいろんなものを奢れるくらい高ぶってはいて、けどそれを伝えるための時間(※目の前にdくんが現れなかった),手段みたいなのが去来しないままだったので「だけどそれらは今ちゃんとした筋肉になっているのかもしれない」みたいなことを説明しまくるとdくんはがっかりして肩を落としていたようだった。

それで、前置きが長くなりましたが,自分も食べたくなるステーキについて考えてまとめてみる事にしました。一応ですが自分は、自分からステーキを食べたがったり数日おきにステーキを強制したりするほど飢えてたりすることは一歳ありません。自分から希望を述べると,もうあとは死ぬ迄に0枚くらい食べれたらいいなって言うくらいの頻度で空想に浮かんでいるくらいです。なのでこれは自分がこれまで体育会系の人からいろんなことを強制されながら得た情報です。

①長い方がいい

これは、二択うんぬんとか以前にとりあえずの長さが足りていないとこの先はお話しになりません。尺が足りていない豚のヒレ肉というのは自分が思っているよりもずっと他人をイラつかせていると思います。「今,何してるのかわからない」んだよ。みたいな。

②ヴェルダンで焼く

自分は、海鼠みたいに柔らかいやつをたべるっていう作業がその中では一番嫌いです。人間の食感の中で、ガルボ→OK、スナック→OK、でも海鼠は生じゃなくて炙ってから食べるやつとしてかんだ瞬間に「違うッ」みたいに危険アラートがキュワーキュワーみたいになりまくります。これも、上記と同じで「何しに来てるのかわからない」んだよと思っているんだけど多分相手も、そこそこの海鼠状態で分かってないんだと思います。

③うわ言みたいなことを話しかけてくるな

常連さん、いつも余計な事ばっかり喋ってくるんですよね。何か、対面の女子に向かって口の飛沫を飛ばしながら話してるんだけどどこに向かってるかわからない自分の趣味,嗜好っていうか、つまり誰に対してもメリットがないうわ言みたいなことを囁いてくるときとか肉とかよりも自分はそういうシチュエーション自体地獄だと思ってます。

④肉が食べたい!という強固なるゴリラ(もしくはライオン)

自分は思うんだけど,かねてからなんで肉,食べなきゃならないの?肉,食べてもいいの???みたいに「逆におかあさんから持って来てくれないと困っちゃうやん小学生」みたいに来られると,自分は正直に,肉が食べたくて仕方無いちゃんではまったくない為、それはほぼ筋トレの後に肉orタンパク質みたいなことを半強制的に強要されるという暴力を受けながらお前がやりたいんだから仕方なくまな板の上に乗っかってやってるのにという態度なせいではっきり言って何もかもやりたくないと思っています。それよりもいきなり入って来てバーッと食べて帰って行く方が「食べに来た」みたいで気持ち悪くない。dくんにも、じつはそう言うところがあります。

⑤蛍光灯をいきなり点ける

「自分が最上級のプレイヤーだ」みたいにしていきなり、生焼けの肉に蛍光灯をカーッとつけやがる奴がたまにいるんだけど、そういうときの肉マイスターは処女のように恥ずかしがっているとかではなく単純に嫌がっています。

でも、自分の思うにステーキうんぬん〜哲学が〜とか言うことではまったくなくって、知力が一定以上ないorあ行でしか喋れないみたいな態度だと急激に肉がぼそぼそに乾いてくる傾向があります。

で!数年前まではステーキなどこの世には存在しなくて,ステーキという名前の豚肉のミルフィーユみたいなものを嗅がされるみたいなプレイが横行していたあとで、今の世の中は本当に雀の涙ほどに少ない選択肢のなか、ほんとにほんとに良くなったなあって思ってはいました。あとはもう、ステーキハウス自体がこの世から無くなれば良いと思ってます。