To be continued

単純な日記です。

最近一日中ずっと眠かった。今まで、僕はだいたい何を食べても味がしなくって、だからとりあえず生きるためだけに食べているせいで、食べることの意味がわからないみたいなのがずっとあったんだけどその期間だけ急激に空腹を感じていた気がする。ひとは、腹が減るから食べるんだと思った。いままでは、腹が減る感じがするのと、食べたいっていうのがあまり繋がってなかったので、腹が減ってもほったらかしにすることもけっこう多かった。そうなると、時間が経てばそれがなくなってしまう。でもその時はあまりに急激に減るので食べないとならないって言う不安に駆られてもちとかご飯をかき込んでいた。これが、食べたいっていう欲求なんだなと思う。不安…食べないとっていう気持ちってこんなに凶暴だったんだなと思うが、それが年中あるわけではないのでほんとにそういう経験をしたっていう感じ。
それで、冬眠しているみたいに眠かったり寝たり食べたくなったりする。だから期間の三分の一くらいは寝てたような気がする。
朝、一通り仕事をした後一度出て、宅配便を出してからどこかに寄って来ることもないまま戻る。それでまた直ぐにソファの上で寝ていた。寝るていうか、この期間は電池が切れるみたいにもう寝ないといられないっていう感じ。そのまま12時くらいまでずっと寝てるのも当然みたいな感じで、それで僕は起きてから、なぜかミートソースの作り置きがあったなってことを布団の中でずっと考えていた。(ミートソースあったな…)て。で、起きてからそれを食べたんだけど不思議と肉の味がしなかった。ミートソーススパゲティのようなほぼ肉九割みたいな食べ物に対して僕は何を食べているのかわからないみたいな感じになる。

まあそれはどうでもいいんだけど、それから、ラインでこの間会ったLくんのタイムラインを見たがそれに「僕は恐れを知らない」と書いてあったので笑ってしまった。Lくんはもう28歳で分別もある人なんだけど、僕の周りでこう言うことをやってる人はお笑い芸人志望だったYくんくらいしか居ない。

この間街に友人と行ったとき、あらためて自分たちはこんなとこに居るんだなと何か思った。最初そこに行ってから誰かと会ったり話したり、それからは仲介に必ずまったく知らない人を通しつつ、理由もなく話していた。そういう期間があって、その当時はこういう街に行くたびに感じる気持ちよくなさって一体なんなんだろうなってずっと考えていたんだけど、それが多分「買うか、買わないか」って事にされてる状態なんだなと思う。ものとか人とか、別に意味もないままで本来そこにあるはずなのにいまとなってはそれすべてに意味がなくてはいられなくなったんだなと思う。人ばかりがそこにいるせいで、価値判断みたいのを付けないと居られないようになって、だから何のおかしかにも気づいてない人が、流れに沿って口に出して来るようなことに対しても、自分は異様に腹が立っていたような気がする。自分がそこにいて、したいことなんてないんだと本当は言いたかった。人間的にそこにいる事自体、へんっていうことにさせられて、格好良くないことや無駄に対していちいち興味本位で突っ込まれなきゃならない。それは、皆が誰かから教えられた尺度で測ってれば自分は突っ込まれないっていう言葉を身につけてしまったからだと思った。でも僕はいままでそこにいるときはそういう人が思い込まされていること自体をやり玉にあげて、笑ってやろうとした。でももうそれも全く出来なくなってしまって、それでこんな風に時代が変わっていって全体に及んでくれば、そこで仕組みとか、根本事態を笑っている僕が変って言う事になる。
それでいて、皆そこにいる人は僕よりも若かったりした。じゃあ自分がやるべき事って何だろうと思い、いろんな事がよく分からなくなった。これ迄それでも僕よりずっとこなれている人の方が多くて、こういう状況自体はよくあった。皆が皆、その中でも評価してほしくて、良いとこに居たかった。そんなふうに飢えていて仕方ない中に、その事自体にも無自覚な人たちの中に入れられて、その繰り返しにまたなって行くんだとしたら、誰がいったい悪いのか、それも考えたがやっぱり、いつもその事、根本や自分らの欲求自体考えに至っていない事に対してだと感じていたんだと思う。
家にいれば普通にいられても、街に出ればまた、買うか、買わないか、それか、いいか、よくないかってとこばかり考えさせられる。それはそこに人がいっぱいいて、教育もそれほどされていないから。皆が違う顔をしているのに、同じ化粧をして同じ言葉で、女なのにおやじみたいな言葉で話して、すぐに自分が出てきた故郷の事も忘れ去る。それって、間違えてるかはわからないけど、僕はかわいくないと思った。
でもなんだかんだでLくんも僕が思ってたより普通の人だったし、皆がぼーっとしていたいときに率先して突っ込んできてくれたりしてあったかみのあるひとだったんだなと思う。


疲れた…

最近は自問自答とかを繰り返して自分の中の落とし所とかを探し過ぎていたような気がする。いま思い返してみればいったいなぜ、「お前」がまいにち、毎日毎日ひとりでそればっかりしてるんだっていう疑問自体も湧いて来るのだった。そうなるころ、悩みに没入していた頃と比べると二、三日前の自分とは最早、考えのベース自体違って来てるんだと思う。もうほんとにそれの繰り返しばっかりやっていて、ひとつ書き上げたものも見てみればほんのひとかたまりなのにそこに書きつくまでの筆算が膨大で、その筆算自体まったく見たくもないという自分がそこにいたりする。そんなぬうに新しく生まれ変わって来たあとでは、自分が書いたやつ自体もはや誰が書いたみたいになって来ていて、そもそも何も見たくもなくなって来ている。そもそも環境も変わっとんやし。僕はこういう時に「文章全消し」みたいのが起こりうるんだと思う。