To be continued

単純な日記です。

4/21

この間の件で自分のとこにも連絡があちこちからきて居て、結局今まで通りの体制でやる事になった。が、今日また先日と同じようなことが起こる。この事について他社の人と会ってきて内実を聞いて見たところによると自分はきちんと自分の会社の仕組みを把握しきれていなかったようである。国内の社は段階的に部門が分かれていて、主に自分のいるのは中層にあるところで、その外に社内の九割を占める層もある。自分のいるのはだいたいその間にあるところで、特殊なのは以前も書いたけど本社や他の地域にある分社とも直通で話が出来る、ほとんど自分で決定出来るというところである。この中層にあるところはごく普通の上から下へ、下から上へという働きをしているのではなく、各社の中層と繋がっていて、その資金面を外部から八割ほどを補って居るみたいである。なので自分が不信感を抱いた「皆が同じ方向を見ている」みたいな不自然なうごきも自分が知らなかったその中層の性質、それから共同体という意識から来ているのだと思う。中層の自意識としては「独立、中立性」を保ちつつ上層や本社のような責任はないという特殊な場所にあって、それがいくら共同でやっていると言ってもほとんど外部から来たみたいな自分とは性質自体全く違っているようである。中層としては、資金を常に搾取し続けて居なければ成り立たない。なので僕ー中層のある人とが共同で何かをしていたとしてもその情報、利益などは全てその人個人、さらに→中層すべてへ向かっているという部分は切り離せないようなのである、、これがどういう事かというと結局、一方的に契約の内容を変えられたり、コネクションを勝手に使われたり、噂を流布され向こうに都合の良いようにことを運ばれる、などになる。結局フィフティなやり取りが成り立たないのはこの中層の共同体意識、それ以前の中層の仕事の性質(それは上から下へではなく上から中層へ、下から上へではなく下から中層へとなる資金面の性質)は変えようがないという事なんだなと思った。中層は常に資源の枯渇している大国と同じ原理で存在していて、自分らのやっている業務みたいに無から有を作り出すとかアイデアで発展させるみたいな仕事内容とは違っていたのである。人…それから熱…それが集まることが必要不可欠だったのだ。
自分がこれに入った時はお互いの特化した部分で共同してゆこうというところだった。向こうのいうにはこちらに多くの支持基盤がある事、向こうには中層のネットワークがある事がそのひとつである。それから本社の指針がアメリカ風に変化しつつある事で常に新しい分野を開拓して変わらざるを得なかった人材を求めているとの事だった。その点においてはメリットもあれば単純に興味、面白みを感じた人が多かったという事実もあるだろう。
で、今回はそれに対して本社、それから事務や外回りをしているこの社の九割を占める外層の多くの意見などから中層が変わらざるを得ないと認識を改めたことに元鞘に戻ったのだけど、「こういう事は何度でもある」と外社の人の話であった。この体制がつづくのはおそらく六年間、、、僕も全く信頼していないわけではないが本社の理想としている目標、それから人権意識、法律面などに魅力を感じているだけで自分としてもどれだけそれを吸収していま、人様の役に立ち、今後自分が(小説を書いたりとかそういうことをするために)どれくらいは役立てられるのかナ?というところ。