To be continued

単純な日記です。

いいえ。僕が、田中の隠したもの見つけマッスル君です。

君とぼく隣に並んだままでプールのなかへ飛び込んだ

そうしたら世界が解けていくみたいな感触で

ああ そうだ僕はこの夏の一編の詩になりたかったんだと感じた

流れる血液…

やがておおきな 観葉植物を見上げる

かなしいことなんて何処にもないさ

まるで何もできなくていいただの一編の詩になりたかったんだと言った

君に詩を書く意味をたずねた



こころがこぼれ落ちていくのはあたりまえのこと

それよりも生き生きとした怪鳥におどろいた

君が手を伸ばすのは欲しいものにばかりだった…



ずっと続く休暇 それは休みと自分で決めた日から

何もない草はら…揺れていたのを見た

そこに皆で閉じ込められた

ああ 青い空を見上げれば

開きっぱなしのままの蛇口そそがれてくるようで


ぼくたちは生まれ変わる

生まれ変わる

生まれ変われる



大切なことを忘れてしまったのに


まだ まだまだ まだ


ひとつだっておわらない



自分に似ているもの集めるのもうやめたよ

冷たいものにふれれば聾唖者のようになるね

けどかなしいことなんてどこにもないんだ

そう まだ沈んでいる最中

見上げる そこは何処なの?



たくさんの紐を打ち上げるみたいなこの世界


僕たちもクラゲみたいになれる


僕の長所はこの長い指先だけ なんてね




先生が手を伸ばす それはかなしいものにだけ…

それよりも生き生きとした怪鳥に皆がおどろいた

おどろいたんだ



自分に似ているもの集めるのもうやめたよ

君の隠しているものを憎むのもうやめたよ


またあの山の上に立って
君とぼくで一編の詩になろう



君が飛び込んで僕が飛び込んだあと

数えていてくれれば

それがどれくらいの深さなのかを測る



もうやめようよ
かなしいことばかりに染まるなんて


空を崇めるのは





まだまだ休暇はつづく。
ここじゃ僕のよく知っているものばかりだね

君が隠しているものを憎んでいたんだ


自分に似ているものばかり集めていたなんてさ
それしか自己のない僕をもう




責めないで いて





【write by骨しっかり君】