To be continued

単純な日記です。

転生した6人のエム人

今のアルバイトも残すところあと一か月半となった。最近は普段よりも客の入りが良くて毎日慌ただしく過ごしている。Sくんは結局コンビニでアルバイトすることになったらしく僕も近所の百均などの面接に行ってきた。最初に入ったスーパーは何か店長の感じが悪くて駄目な感触がしたのだけど後日電話連絡が来て、案の定落とされた。思うんだけどこんな条件下で、しかもフリーターなのに落ちることなんてある…?っていう、自分に対するはてなで一杯になったのだが、けど、思うに、これってやっぱ条件ってことなんだよな。だから相手側の要件にあってないと落とされるんじゃないだろうか。行事中、土日、それから教え込みやすい経験者や高校生、(あとは当然フリーター)は雇われやすいんだろうなっていう答えを僕は置くことにしたのである。
で、帰ってからも暇を持て余していたので色々と考えていたのだけど、僕は思ったんだけど結局、こんなふうにどこかに雇われて月給をもらうという構造から、人はなかなか抜けられそうにない。企業や店舗を開くといってもはっきり言って知識習得以前のやる気の時点で無理…
けれどやはり企業で働くというのは人のコマになり、使い捨てられるということも意味する。それは色々と肌で経験してきた。企業の価値観に染まるのもいい、けどそれについて回る人間関係だったり借金、年上というだけで威張るみたいなその中にいる時のあの嫌な感触が忘れられない。何を言っても通らないし仲良い子達で固まっていたり何か起きたら全て年下のせいにされるし僕はともかく…毎日、監獄にいるような感じがした。
人の意図で作られたものの中に入り、そこでの評価基準に萎縮したり、歪みあったりする。ルール、噂話、賃金、評価、それは全て上の人間が生きやすいように作り出した構造でしかない。僕は、それでも若い頃はいい人がいるのだと思っていた。いい人が作ってる構造もあるって。けど、結局それはない。だから耐えるしかない。で、かろうじてそこにいる間我慢して、お金だったり人間関係っていういいものをもらっていく。
とにかく想像の範囲内で考えたのだが、だからこういう世の中では構造を作ってしまったものが勝ちなんだなということだった。テレビだったらテレビ番組そのもの、本だったら雑誌媒体そのもの、学校、企業、その大きな箱そのものを作って操る側になる。そうすればあの嫌な感触を味わうことはないだろう。

なぜ、今頃こんなことに気づいたのかよくわからないのだがそう思った。で、こういうのをもう学生の時点で気づいた人は多分大成しているのだと思うのですが、今の時点での僕、何をするのかなっていう感じで居ます。


それは結局、小説を書くしかないんじゃないかな、っていう、、、、、、、、、


ともかく最近はあれできない、これやりたくない、みたいなナイナイづくしで来たのでちょっとくらいあるみたいのも出てきていいんじゃないかと思う。


ところで僕が最近仕事終わりに行っていた文芸の人間関係の繋がりで常に状況説明係として躍進してくれていたAと会うことになり昨日の夜くらいからLINEのやり取りをしたりしていたのだけど、僕はずっと思ってたのだけど(よくない兆候だな…)そういう感じだった。
よくない兆候だな…

こんなふうに、自分の内部をくどくどと説明する、みたいな…

時に演じる、的な態度…

見たことある、見たことあるよ…

正常じゃないよ、これは…



Aは頑張っているんだろうけどとにかく何かやり方がちょっと違うんじゃないだろうかと思った。それは健常な身体と異常状態くらい違う。

僕はそこで精神医学医みたいな気分になっていた。僕は、とりあえずAをスルーすることにしたのだが内部の方は悶々とした気分でいっぱいになった。そのうえ、文芸つながりのおじさん二人から「もうそのクソ男と会うな」ととばっちりで怒られてしまったのだ。正直、ムカついたのと、けどこれも、案になるじゃないですか?という気持ちもあったのだけどとりあえずのところAと飲みに行くのはやめることにした。
あとは昔から良くしてくれていたBさんも心配してくれていた。
Bさんとは一度深い交流をした後で関係を断っていた。いろいろなことがあったけれど理由は特にないのだと思う。
けどいろいろな人に会って来たその後で、少しでも似たような景色を見ている人が居たっていうことが僕は良い経験だったと感じた。
言葉って嘘をつけるけど、ときどき出て来るそれは内面を体現しているんだとこういう時に思う。あの時の僕ははっきりいって必死だったから自分のことしか考えていなかった部分もあるけれど、それがもしかすると伝わったのかもしれないと思った。なんていうかそんな風に、人っていう像を点と点で結んで繋ぎとめているような気がする。
僕は、帰ってから「自分ノート」を見ることにした。いつもこうだ…僕は、よくわからないこと、あり得ないことに遭遇したときはいつもこの自分ノートを見ることにしている。この作業は他の人のものではどうしても変えが効かない。次回の小説はこの「マイエンディングノート」について書こうと思っている…

しかしここ最近の新しい案はほぼでボツになった。最近インフルエンザに罹ったのがとんでもない消耗になったと感じている。もしかすると断筆もあるだろうなという気持ちで、ほぼで暗中模索体制に入っております。

で、あともう一つ人と会ったで、例のMっていう人なんだけれどこの人は何か僕のことを一応心配してくれているみたいだった。
僕の思うに、Mという人間はフィールドに乗っかっていることを鷹の目で見ることの出来る直情型の人間で、テリトリー思想がかなり濃い。彼の状況判断は「テリトリーを侵害するか否か」あるいは、古い男漫画のやり取りみたいなことをたまに好んだりもするのだ。彼は以前「説明をするのが得意なんだね」ということを拡大解釈して捉え、「テメーは説明しかできないんだから大振りのボケでもしてろ!」と言われたと思ったのか色んなことを急に始めるという摩訶不思議なことをしていたのである。関係ないのかもしれないけど。
今回エム(転生した6人のエム人)と会ってエムがあまりにも僕のことを覚えていることに僕は驚愕した。僕の率直な感想としては「なーんにもしてないし言ってないのによく、覚えてられるな」っていうことなんだけど、でも「僕」という人格をきちんとその中に置いて彼なりに秤にかけている部分は変わってないみたいでなんか、嬉しかったしちゃんと言いたいこと言っておいて良かったなと感じた。




僕達7人の友情はここからだと思う。