To be continued

単純な日記です。

寂しい冬に、人を思い出す

昨日、仕事が終わってからロッカーのスマホを見てみるとLINEに通知が十七件ほど入っていた。何事かと思って開いてみるとずっと動いてなかったグループLINEで誰か話しはじめたみたいである。
実は僕は、一昨日の晩、真夜中に二階から聞こえてくる作業の音に叩き起こされてしまい、夜中の2時くらいから朝まで眠れなくなってしまっていた。ひと晩じゅう眠ろう…と思いながら目を瞑っても、眠りが沈み込むごとに心臓に太い釘を打たれるような重みが走り、「はッ、、!!!!」っという、不安とともに目を覚ます…それの、朝までえんえんと繰り返しで、地獄のような朝方だった。
特に持病とかではない。
だからその日は始終ふらふらで勤務を終えたあとも速攻で家へと帰り、台所でパンひと切れ食べたあとは直ぐに布団に入ってしまった。それからLINEをふたたび思い出して開いてみた。

僕はD男くんの噂をそこで聞いた。僕と彼の出会いは多分だけど四年くらい前に遡る。D男は、考えてみればそこのグループでは一番古くからいた人たちの一人で、僕は言いたくないが確かあの時、来る日もくる日も、D男くんと遊んでいた。D男ははじめ、僕に合わせてかコミュ障のアピールをしていた。僕は、一瞬で「でも、ウソだろうな」と思い、そしてそれはやはり当たっていて、僕は、「どうして人はそんな嘘を付くのだろう」と思っていた。その疑問(相手にアピるもしくは油断さすために自己紹介を粉飾して来る)はその後会った数人からされた裏切りも含めて今も続いている。僕はこういうのは、人を馬鹿にしていると思う。僕のおたく気質というのはそうやって施しを与えてもらうような底辺図に見えているのか。っていうか正直、弾けた感じの空気を逆にダサいと感じている僕自身は、これを属性だと感じている。属性を偽ってのこのこと入ってきて、五秒くらいで呪縛から逃れるとかいうのはちょっと理解しがたい。で、その後は知る人ぞ知る事件が起こるのだけど、これに関しても僕はD男が百%悪いと思っていた。けどいまとなって皆からすれば「それ以上にうるさいお前も同じくらい悪い可能性もある」という印象があるそうなので僕は、その過去込みですべてを無視して過ごしていた。だってそれだと公平じゃないから。
僕だけが可哀想な関係って一体何なんだよ。

で、その後、僕たちはいつの間にか誰もが知るいがみ合う仲としてちょっと知れわたるくらいになっていた。原因はいろいろあるけれどとにかくお互いに死ぬまで悪口を言い合っているんだろうなみたいな諦めは漂っていて、これには多分僕が容赦なく言い過ぎたのもあるんだと思う。あと必ずしも僕が悪いのだけじゃなく、彼がパーティが好きすぎるというのがある。

今日、聞いたことによるとやはり、D男は僕のことを悪口満載で言っていたらしい。…僕も、その蓋を開ければ大量にそういうのが眠っていることはなんとなく分かっていた。これまで、聞きづてで何度か教えてくれる人も居た。しかしである。僕は「わざわざ教えてくれること込み」でいい迷惑だなと感じていた。そんなこと、事実に触れてもいない僕からなんとも言えないだろう。お互いに忘れて生きていることもあり、そういう場合その噂は最早邪魔にしかならない。で、まあ実際、事実込みで教えてもらって、僕は聞きながら「ア〜もうヤダ〜」って思えて来ていた、ア〜もう帰りた〜い、、、、って僕は早々に電話を切りたくなった。まあ正直、うさんくさいなとは思ったが、数時間後冷静になってから思ったのが「こっちが考えてるよりも正攻法で憎まれている=僕の存在を気にしてたんだな」ていうことだった。結構気にしているし、最早呪いくらいに効いてしまってたことを僕は思い知った。
僕はD男くんには最初声をかけられたときから「僕」である必要、むしろあるのかという疑問を常々感じていて、これはふるまい、事件、それからそもそもの属性の違いみたいのが多くあったと思う。僕らはなから違う人間だった。興味も違えば、佇まい、重要と感じる部分もまったく違う。僕は、言いたいが、はっきりいってD男くんの考えていることは多分今もよくわからない。それに対して、なんとなくで感じて来たものが似ていて、立ち位置も似てるだろう同じと感じる人といるとやはり安心はする。…しかし、最近はその思い込み自体、もはや幻なのかもしれないと思えて来ていて、「同じ、だよねっ」で痛い目に合うケースを目にしたり、経験したりした。つまりは、同じように見えてても、まったくそれは別ものなのである。当たり前のことのようだけど、なんかその、当たり前の共感を常に求めるダサさみたいのに僕という地点からの反省を経験し、それからこういうのはきちんと求める&返すというのも大人として大切なことなんだなと考えるようになった。…行動は伴わないけれどとりあえず意識的な変化として。
まあそれはいいとして、例えば僕は、D男が「かっさ使ってんねん」と暴露する話をある時に聞いて、その時はそのことに結構引いていた気がする。カッサ使う人間と、話が合うはずがない。少しくらいは、見てくれを気にしてるのはいいかもしれない。けど、なんていうか美しさの方にまで意識が及んでくるとまた話が違ってくる。「男なのに…?」一度芽生えた不信感は随所に及んで来たりもする。僕は多分こういう物事に対する見方、人を判断するときの条件みたいなものは傾向が多分あるんだと思う。僕が鈍いのは見栄、社交、美容、パッケージング、自分というものを売り込む時の面。僕はとにかく、純日本人的にどう教え込まれようが売り込むのは悪い事だと感じているから、だから知らないうちにフェードアウトするみたいなことも実際ザラにある。これはもう変わらないと思う。彼が鈍いことも、僕が気にする部分において多分いくらかはあると思い、そういうとき僕は「なんでなのよ?」と感じ続けることになる。
けど、向こうは、僕のことを目の上のたんこぶ的上司のように一応慕ってくれてた事実もあった。結局、こんなにヘタこかさせてしまっている事実がもうすでにあり、僕もいい年なのだから、普通に5歳くらい年下の若者の時間を無駄に過ごさせてしまったんだな、という申し訳ない気持ちが湧いてきた。

これは多分、D男との間にこれまでに共通する思い出があるから思えているのだと感じた。よくよく考えてみると、良い時期もそれは一応あったのだと思う。僕も悪いけど、D男も振舞いに関しては誤解を受ける部分があるのかもしれない。けど今回のことは最終的に全く違うところを見ていたと思えた事件ではなく、その逆で見えている部分は同じだったのだなと僕には思えた出来事だった。




何か全然、まとまらなくてびっくりした。文章、十周くらい右往左往して書きました。
ナニか、今日二時間しか眠ってないからでしょうか。



以下、僕達の今後ためのまとめです。


①公私の使い分けをする!

②キャラは作らなくてもいい!

③挨拶で皆を安心させる!(皆=味方。敵は、野菜だと思って無視する!)

④反骨心と学歴はひけらかさないに越したことはない!

⑤「人として賢い」くらいで良い!公の場では言い返したらダメ!

⑥人に優しく…!

※①&④は鼻につくという理由でこき下ろされる可能性があるが、自信がない場所にいる本人からすると全く可視化されていない可能性がある。



思うにこれは、過去実際に痛い目にあって一掴みやっと得た経験の部分にあるのだと思う…




しかしD男はまだ仕事続けているからいいとして僕は今後一体、どうなるのでしょうか。