To be continued

単純な日記です。

Aメロ→小サビ→サビ→Bメロ→

今日も仕事だった。朝からSくんと会って話した。

「こう寒いと特に何をする気も起きないですよね」とS。「旅行とか、そういうの無理ですよね」
「無理ってどういう意味?」
「イヤ…寒いし、計画立てるのもおっくうだし」
「寒いのって関係ある?」
「え、イヤ…」
「そもそも、お金ある?」
「イヤ………、ていうか、こんな押し問答あります?」
たしかに。僕もそう思った。
僕も正直、おなじことを感じていた。いまの時期、旅行どころかはっきり言って僕は自宅から徒歩一分で行けるセブンにさえも行く気がしていなかった。というか、前向きな行動を僕は今日ひとつもしていない。今日は休憩中、本読んでいる最中死ぬほど眠くなったので自分は読みかけ寝みたいのを出来るかと思い、そのままのかたちで固まってみたんだけど、三分後くらいに見事に寝落ちしている自分がいた。ちなみに、本を読みながら眠りこけた場合、思考が複雑になっている為異常に背景が複雑な夢を見る、てことがわかった。まるでそれは、砂嵐のような…で、こういう無気力、人間以前の混沌みたいな状態、多分これは、日照時間(※自分が日に当たる時間)にもあるような気がしている。とにかく「丸一日通して何もしたくない」状態が続いている。今日も時間があったのだけど小説の続きとかは書かなかった。僕はひとつ書き始めるとその息抜きにもうひとつ、さらにもうひとつみたいな感じでけっこうバサバサに書いてしまいがちで、その状態を見ていたひとから、「ねえ、何の案もなく書き出してるでしょ?」と言われてしまったんだけど、まさか…五年前ならばそんな見切り発車もあったけれどさすがにいま、何の考えもなく出だし書く程まで無知なわけ、あるか…と思った。けど実際、どういった紆余曲折でゴールまでいけば良いかはわかっていない。その繋ぎ目の部分。僕の場合、生意気と思われるかもしれないが綿密にプロットを組むと、これから始まることへの分からないわくわく感が自分の中でなくなってしまう場合がある。これは、変わるのかもしれないが何かいまのやり方ではプロットをおぼろげにしか組みたくないという感じなのですがこれって、甘いのかな?で、とにかくやる気ってものがなかったため僕は意気消沈して過ごしていてたまにネット掲示板に書き込みしたらすごい働いたよな、コミュニケーションしたよなみたいな気にさえなっていた。

女の子に対しても連絡は取らなかった。(くだらない!)僕の中でそれを全否定する芽が育って来ているのを感じていた。(くだらない!そんなこと!もっと、ミスチルくらい硬派に行け!)たしかにくだらない!確かにもっと、三島由紀夫村上春樹を読んで僕は思想をこじらせるべきだし、もっと文芸のことを深掘りするべきだと感じた。僕は、やる気のなさに輪をかけてもっと頑なで取っ付きにくい感じにも憧れはじめていた。そんな折、文芸の人からメールが来ていたりしてた。僕はそれを見たんだけど、こいつらみたいないい加減な人間が、一体どういう意図で一年ぶりに話しかけて来ているんだろうと思うと、何かクソむかついて来て僕は、死ねって打ってやろうかとその後五時間くらいは考えていた。であるがゆえのじつは上記の会話である。
なんていうか、「コイツ、何考えて生きてんの?」みたいの、文芸関連には沢山おり、そして決してプロなどでもないのだけど、醸し出してくる「プロ感」だけは人一倍あったりする。僕は、この人たちはそれでも、まともな部類にあると思っていた。なので多分、電話番号を知っているのだと思うけど、僕が彼等のことを別にすごく尊敬しているとかではない。いわば、ナワバリがかつて交差しあったことのある獣程度の馴れ合いでしかないのだけど、いま、一年越しに連絡しくさって来やがって、馴れ馴れしくも、本当バカかと思い僕は腹が立ってしまった。「こいつ誰?何して生きてる人?」は決して良い感情などではなくあって、それは常にかましてくるジャブや謎めいた行いをしてくるため匂ってくるものなんだけど、その謎みたいなものをも説明の不可分な領域と設定しているが故に「決して漏れ出ていません、我が信念」みたいに輪をかけて謎めき始めるふうに見ていると僕はもはや、これは不思議系女子を気取られているくらいにはきっぱりと苛々して来て、ともかくノーリアで通したくなってしまう。本当に僕は言いたい。説明しろと。お前のキャラ設定、自ら説明してこいやと。さらに言えば、お互い知らないもの同士、初めましてくらいなぜ言わないで急にこいつら全員昨日のラーメンの話みたいな話題、振ってくんの?