今日はこちらを見ていました。
多分。
ドガは芸術に生涯を費やし結婚や浮いた話なども無かったようですが、その背景を聞いたあとで見ると「それほどの価値がある」と改めて思いますしそんなふうに心血を注ぐほどの魔力が芸術にはあるのかもしれない。ドガの絵というのは本当にこういっては陳腐ですが一作一作が魔法がもたらしたような引力、輝きがあります。時を超えてもどこかあたらしく、その時のままの熱量を閉じ込めてあるかたち。ドガの視界、頭の中はこんなふうになっていたのかということに驚かされます。
この間テレビに出ていた女子大生が「ゴッホの、ひまわりが好き」と話していて、ふーん程度で流されていたんだけど自分もそれほどの知識があるわけでもないけど強烈に「俺は違う…!」という意識が湧いてきて参った。実際紐解いていけばたしかにそういうよくわかんないけどわかんないまま議題に載せる癖みたいのは山ほどあるゆえに「ちがう…」ぜんぜん、違くはないが違うっていう意識のみそれはその場で太鼓叩いてしまいそうなくらいにあった。