To be continued

単純な日記です。

モテたい

日記を読み返してみても、どうにも僕の場合内面を書こうとするとかなりクドくなるみたいである。気をつけようと思う。
ところで今日も仕事だった。仕事(作業)というのは本来それほど楽しくないし、そしてそれを終えた後も何か人を楽しくない気分にさせるものだと思う。本当何か、ダルいし、時間ないしで、冷蔵庫の前でジュースのびんを抱えながら「…クソったれがあ〜」と口走ってしまいそうになる。それが《疲れ》

最近、僕に絡んでくるお客さんがいて、その人たちは皆おじさんなのだけど、結構これが参る。といっても、僕は怒っている人は本来嫌いではない。その怒り方にその人なりの筋が通っているほど、怒り方が切れ味あるほど、これは結構観察するに面白いのである。かえって、ふつふつとちがう部分をついてくるみたいとかいつまでも爆発しないでくすぶっているのはこちらとしても手の打ちようがないし、ストレスが溜まるので辞めてほしい。やたら前切り替える前のサービスを覚えていたりとか、気に入らない単語が出てきたせいだとか、あとは最近毎日来るおじさんは、りぼんの漫画を読んでいるときゴリラが主人公として出てきたことが余程衝撃的だったのか、それを毎回僕に対して話題をふってくるので参っている。(もう、どうでもいいんですけど)そう思うのだが僕は、この人もたまらないんだろうなあと思うため聞いている。この辺の人たちに絡まれている時、人というのは限りなく低体温でいなければならない気がする。はい…はい…、あっ、はい…と僕は返事をする。一応、観察とかもする。何かこういう人達を見ていると、人間ってある程度歳をとると人間というより動物本来の形になっていくのかもなあと感じる。そして、自分より確実に若い人間からの賛同を得、欲求を果たしたゴリラたちはやっと、火が沈む頃、カラスとともに巣穴に帰っていく。僕がびっくりしたのが、この間「もっと、感想を言えよ」と言われたことだった。僕からすると、その人の世界観を壊さないために一生懸命、痛くない面白い返しを考え、要点がズレないよう数行にまとめて返していただけだったのに、その人からするとそれが「少ない」と受け取られていたみたいなのである。だったら、毎回文末に合いの手を入れていればよかったのかよ。本当に相互コミュニケーションというものはなかなかうまくいかない。その人に関して言えば何もかも気に入らない周期がたまに来るようなので、早く仕事や家庭以外のトライアスロンみたく自己実現のある競技を見つけ出してほしいって思う。
で、そんなふうにクソジジイ達の濃い顔毛みたいのを網膜に転写しまくったあとで意気消沈してしまった後では、その後アルバイトの高校生とかと話す機会があると、僕はあからさまに楽しくて仕方がない。銀魂とか、美容室どーたらとか、昨日遊んだ時のどうでもやり取りを不意に思い出す、とか、なんだその楽しい話はと思う。本当若いっていいですよね。若いっていうのって、未来へ繋がる時間で、老いって確実にピリオドへ向かってる感がありますよね。


あとは話が変わるんですが、今日は芸術活動に対する気力が久しぶりに湧いてきたため、もうずっと開きたくなくて仕方がなかった重いノートを開いて人に見せるための小説を直したり、あとは絵画の画集(大まかなやつ)と智恵子抄ハムレットなどを読みました。面白かったです。
絵画については、僕は印象派のマネ、モネ、それからゴッホの敬愛していたミレーが好きだと感じた。それ以外でもすごい綺麗な絵はたくさんあったけど名前は覚えてないため、何度か目を通す予定。とてもきれいです。絵。

智恵子抄を読むのは初めてだったけど智恵子さんもゴッホのように絵にストイックなあまり精神に負荷を負ったのかもしれないと感じた。



あと、僕の今考えていること

◯芸術のモデル
何か作る時、例えば人物がいればそこにモデルというのは少なからずいるだろう。僕の場合もその例に漏れず、モデルというのはいる。けど、言っておきたいのはそれは必ずしも一人じゃないよということで、多分全ての表す人はそうしていると僕は思っている。なのでその一人を描くために勝手に作り出す場合、それから4、5人の影があったりする場合、はたまた本当に一人のことを書いてたりもする。けどそれは、正直、どうでもいいじゃねえかと僕は思ってしまうんである。だから僕の場合、もし今親しくしている異性がいたとして、昔の恋人とのことを書いたものとかがその辺の机の上にあっていま、丁度こういう感じかもなあと思ったら結構なんの躊躇いもなく「これ使っていいよ」って言ってしまう方である。相手がどう感じるとか以前に僕の方は別にそれは単なるモノだから、役に立つのだとしたら使ってくれていいよって思ってしまう。いや、むしろ使ってもらいたい相手を求めてるのかもしれないな。正直。
だから本当にこれは、何回も言って殴られそうな話題かもしれないけど僕は、作ったものにメッセージ性などは込めていない。もしそうだった場合は語尾にきちんと「for you ◯◯◯ ♡♡♡from 僕」くらい書くみたいな責任は果たしたい。もちろん、それを書くことで自然とぼた餅がイッパイ降ってきたら嬉しいなくらいのことは考えている。僕はモテたい。モテない文学なんてのははっきり言ってクソだ。




この辺からしても僕は芸術至上主義ではなさそうだ。むしろアガペー