To be continued

単純な日記です。

ジャンキー

なんだか最初の刺激が強すぎたものだから、もしかするとそれへジャンキーみたいになってしまっているのかもしれない。僕らの生き方っていうのは大体がそんな感じで、だからその、そういう刺激。それを、愛とか夢とか取り立てて言ったりもしているけど、本当は僕がその中にいたいだけなのかもしれない。僕は、それに対するジャンキーで、それが無くなること自体を悲しむ、そういう当たり前のことを言いたいのではなく、僕はそれが、あの時から始まっていたということに気付かされた。僕は、足を踏み入れ、それからずっとそこにいたいと願っているその中の一人だった。僕はそこに残された、自分が自分であるために残した足跡をみて、ただ一人でそれは毎日、同じことをしているだけなのに満足する。それはたったの数秒なのに、絵画を見る、詩を読む、音楽を聞く、それが空腹の人間を満たす何かであるように、他のどんな感情よりももっとすばらしい。僕はまた生きる希望を得る。けど、ただそれだけ…それだけのことに誰よりも、自分がハマっている。すべては、最初にあった刺激が強すぎたせいで、僕や僕達、君はそれを狂ったみたいに追いかけている。状態では。表面上はわからない。僕はただ、そういう関わり方をするようになった自分のことを知っているのだった。僕はあの時、もうここからは取れそうにないなと思った。だから出て行った。もうこの人からは、なんの感情も得られそうにないなと思った。僕は、そういう目で人のことを見ているんだと思った。知覚とか理解とかではなくて、もう身体的に、最初にあった刺激を待っているんだと思った。これはジャンキーだ。例えばある時の僕はこんな目で人を見る。この人は僕にどれだけの糧をもたらすのか。僕は、何よりも誰よりも、そう美しいものが好きだから。そしてそれは、はじめにあったあの時の刺激を超えることはなかった。それは普段意識していなかったのに、君を見ていて思った。