To be continued

単純な日記です。

日記

今日は仕事している時は僕と年下の高校生しかいなかった。店には混む時間帯というのが波みたいにあって、僕の場所では夕方くらいに何度かそんなふうに人が集まってくる時間がある。店で受付していると本当にこういうのが不思議で、どうして人はつねに固まってやってくるのだろうと思う。今日は以前まで店にいた人(いま、他の店の店長)がその忙しい時間帯に来て、何かお土産を置いていってくれたようだったんだけど僕はその時忙し過ぎて何の挨拶も出来なかったのである。あとでやっと休憩の時間になって見てみるともうそこにはなんとまんじゅうが一つとお土産の箱しか残されていなかった。僕は正直、腹が立ってしまった。以前働いていたところは主婦の人が多かったのでこういうもの、「◯ちゃん、食べなさい」と手渡してくれることも多かった。それなのにこの店、フリーターが多いからかわからないけどこういうのを「ガサっ」とひとかたまり単位で持っていくので驚く。こういうのって、食欲とかいうよりも気持ちの問題なのでともかく一人ひとつもらって、あとは皆のペースを見守り、どうしても余ったものをもらっていけば良いのだと思うけど普通に食事中に多分食べたりしているのかなくなるペースがとにかく早い。一人0個、三人15個みたいのも普通にある。食い物の恨みとかよくいうけど、僕としては食べ物うんぬんというよりも、自分の領域を理解していないということがダサいと感じる。それ以後僕は何か必要以上にその人たちの行儀に対して腹が立つようになってしまったのである。
昔よくしてくれた人がそのまま帰って行ってしまったのもちょっと残念だった。自分はというとその時パニクッていたという記憶しかない。あとはシフトの方がちょっと変わってしまったので生活が変わりそうです。もう本当にそろそろ転職も考えないといけないと感じているけど、やっと慣れたのにという部分がちょっとだけある。

昨日はAmazonで絵に関する本を探していて、ちょうど読みたいのがあったので注文することにした。僕が絵画を知ったのは昔学生の頃ヨーロッパへ旅行へ行ってその絵をいちまいだけ見たことがあるのがきっかけで、その時はまだ「自分はいちど絵画を見たことがある」という認識しかなかったのが、最近ちょうど絵を描く人と会って勧められたため色々と見るようになったのだった。こういうのって、わりと興味があるなというところから、ハマるっていうところまで熱が上がるのは割に人を介してというのが多いと思う。僕も2、3年前に一度、絵画に関する本を何冊か読んだことがあって、面白く、続編も探していたりしたのに、その時はハマるまではいかなかった。何か僕がゴッホに感じているのを未だ他の絵にはなんとなくでしか感じられていないように思う。で、Amazonの本、探している時、僕の精神は限りなく地中をもぐるモグラみたいになっていた。(ない…ない…ない…あった!)て探し当てて、ハッと僕は現実に戻った。僕は一瞬、「お前一人の時何やってる?」と思った。僕がその時思ったのは、インターネットであればこうやって限りなく自分に似ているもの、同意見、自分の納得いくものばかりをこうやって探し当てることが出来るんだなということだった。そしてその時唐突に現実の目線が僕に降り注いだため「はっ」としたのである。
これは見るだけではなく「言う」とかに関しても同じで、明らかにいま、視野がものすごく狭くなっているなという事があり、それは何か…たとえば感情だとか他人の動向だとかに自分が囚われているみたいな感じがしている。SNSとかでもそういうのはあると感じていて、だからニュースのキュレーションアプリだとかも自分好みでサーチしてくれるし、SNSもイイねなんて本当はどう感じているかもわからないのに沢山くればそれなりに嬉しいのだろうし、気付けばNOをいう人はゼロ人になり、まわりにいるのはサングラスをかけたままの賛同者ばかりで、何かするにしても常に気持ち悪い人間がそこに仕立て上げられているなんてこと、ごまんとあるのだろうなと感じたのであった。
それというのもここ最近僕は創作方面の雲の上にいる的な感覚にすごくなじんでしまって、それが心地良すぎて出られないみたいな感覚を感じていたからだった。これはたとえば、テレビを見るという文化みたいなもので、視点がひとつのものに常に注がれているみたいな状態にももしかするとあるのかもしれない。たとえば、一人でゲームをしている人とか、他人が見ているときのYouTuberの声というのは大抵気持ちが悪い。それは双方向のやりとりしかそこに存在していないことに、本人たちが気が付いていないことによる。意識してくれ…!とたまに僕は思う。そして僕は意識することで我に帰った。何かその時一瞬自分って気持ち悪いことやってんのかもなと思ったんである。

あとは最近全然詩とか小説を書いてない。