To be continued

単純な日記です。

最近、週に四回くらいはウォーキングをしている。残りの三日は仕事で、そのときは単純に職場と家を行き来するのみ。もうすぐ移転という空気が職場内には満ちていて、いまは書類の整理や荷物もだいたい目星を付けて発注のやり方も少しずつ変わって来ている。ようは「ひま」…それにしても大体が一人でやる事でしかないのでなんていうか浅瀬をばたばたしているだけの日々のようにも思える。
お客さんも今までの通りにそれほど入って来てはいない。三月になったら少しは混むのかもしれない。
僕は以前買った本を持ち出して来て読んだりしていた。ミステリーなんだけどあのときはこの本を途中から読みたくないとどうしても感じてたなというのを思い出した。
知りたくないことは沢山ある。ダウナーな結末、ハッピーエンドがあったとしても、僕はそれは作者が用意した「箱」という意識で見ている。見させられている。なら、どうして見せようと思ったのか、こうなると、作者にも興味が湧いて来る。

今日のアルバイトの人との会話で聞いたところによると認知症の人というのはだいたい、「人の話を聞く」というのができない、もしくは意識的にそうして他人からの反応を見ているようである。見ていると、自分が「そうであって欲しい世界」の中で彼等は生きているのだと思った。だから知りたいみたいのはない。自分の手で人を変える可能性を考えない。常に他者と個人は別個にあって、自分は評価する側にあるようです。
その人はフリーターの人なのだけど僕よりも年配の人で、「夢から醒めた後の話」をずっと聞かされていた。その人が夢から醒めたのは今から五年前のある日で、もう自分の人生は違う場所に手を掛けることがないと悟ったのだそうだ。そんなふうに悟ったあとのその人は、どうしたかというととりあえずは断捨離をした。色々と、書き連ねた恥ずかしい雑記、ノート、それから、パソコン上にあるブログ、すべて消し、それから前の彼女になぜか電話をかけた。何故なのかわからないけれど、夢から醒めたことに気付いたおじさんは前の彼女が呼んでると思ったのだそうだ。第六感みたいのあるんですかね…で、とりあえず電話をかけて、怪しまれたくない彼は「渡したいものがある」と彼女に言い(まず、普通に会いたいって言えば?と思うんですけど)、待ち合わせた駅前で昔の手紙を渡してそのままUターンするかのように帰ってきたそうだ。いや、もっといろんなおひれみたいのがついてる話だったんだけれど、要約すると結局それだけだった。僕はとにかく要約したいタイプなので、おじさんの希望とか悩み、会うまでの夢みたいのは知ったこっちゃないと思って聞いていた。

四月からのこと、Sくんとこの間焼肉屋に言って話す機会があったので再び話してみたのだけど以前の職場ではなくて何か免許を取ってする仕事を探したいみたいなことを話してて、へーって思った。よく考えているのか、考えていないのか分からないSくんであった。僕もなんとなくでアルバイトを続けるのでなく次に繋がるようなものをするだとか、知識や経験が身につくみたいなところがいいのかなとか考える。考えて、またボーッとしてくる。僕の場合は未定。しかも辞めてから旅行へ行こうかとも考えている。今、大学の時の友人から声をかけてもらっていて、もしかすると溜まったお金で旅行へ行くのかもしれない。本当に僕っていうのはとにかく計画を立てるみたいなことができないからその後の人生みたいのがどんなふうになっていくのかもよくわからなくなる。けどこの辺のことについては朝晩、考え過ぎてしまったのとつい、悩みを解決するでなく深く考え込む系の思想にはまってしまったため暗澹として来ている。