To be continued

単純な日記です。

反省として

君が絵を描けなくなったのは、君が自分の立場を見誤ったからだ。君は自分をいち人間ではなく何故か、特別な救世主であるかのように思ったのだろう。それは周りに良い人を置き、自分の疑問、悩み、葛藤をなんの考慮もせず吐き、直ぐに返事を貰い満足出来るような関係性だったのだろう、そこには何のやましさもなく、もともと環境が君を支配していただけの何の取り柄もない普通の君は普通の人間に直ぐ戻ってしまった。けれど君は、次第に絵を描けなくなる。君は自分の力を努力ではなく偶然、見つけて、若さのようにそれをすぐさま使い切った。恋も、美も、楽しさも、若さも、それは全て変質するのでしかないのにそれをまったくその力で残さずに、君は、白日の蝶のように目の前にあるものを享受し使い切る。ああ、馬鹿だな。君ってすごく馬鹿だよ。そうやって、君は悩みをいつもすぐ解消したくって、すぐに誰かの手で救われようとする。君は単に過去を勘違いするだけのまったく普通の人間に成り下がってしまった。だから君の描くものは本当に僕は、いつも普通でしかないと思う。