To be continued

単純な日記です。

沼にはまったA

今日は昼からバイトで、何故か五時に目が覚めてしまった。スマホを見てみると何件かLINEが来ていて、全て同じ人からのものだった。今月は新年会みたいのもあり、結構いろいろな人と顔を合わせたりした。今まで名前しか知らなかった人とも実際会ったりしたんだけど、その中の一人からのLINEで、僕が多分飲み会の時に言ったことについて事細かに返事をくれてるみたいな内容だった。アイデンティティ…僕は思った。もう、二十五も過ぎてるけど僕たちはいまだに、アイデンティティを気にしているのだと思った。で、事細かに対応をしてくれてて、面白かったので僕は、この人すごい働く人なんだなって思った。送信時間を見てみると、夜中の二時、三時、そういうのばかりで、「え、この人じゃあ、夜中じゅういったい何してたの?」って僕は思った。僕の言うことにはほぼ無反応の人も多いけどたまにこうやってすごく気にしてくれる人もいて、そういうとき、どうしてそんなこと気にするんだろうなと僕は思う。どうして僕の言うことなんていちいち覚えてて、自分の立ち位置とかも気にしてこうやって返事くれたりするんだろうな。僕は、沼の存在を思った。最近会っている人達、毎回会うと同じようなこととか意味がよくわからないことばかり言ってる人を見て「大丈夫なのかな」とついには思っていたけど、こういう人たちは脳が認知症みたいな状態でつまり、自分の中にある「沼」にハマっている状態なのだと思った。

誰にでもそういう感情のなかにハマりやすいポイントがある。例えば、僕の知っているAさんとFさんは自尊心が膨大過ぎるのと、その拠り所をなぜか文芸にしてしまったため、毎日苦しげに過ごしている。彼らは恋人を得て、その恋人から崇められることによって日々目減りしていく自尊心を補っているが、たまに右も左もわからない人が来て「アンタってだれ?」と強めに聞かれようものならショックを受け過ぎて、数週間くらいダークヒーローみたいに堕ちてしまうのだ。そんなことでショックを受けるな…!僕は感じたが、僕はその「ダークヒーロー期間」にAおよびFが発した言葉、全て聞く意味がないなと思って何度無視したのかわからない。本当にこういうのは面倒くさいし、喫煙所みたいな個人的な場所でやっていてほしい。あと、A、そういう期間に僕のことを「お母さん」と呼ぶのも意味がわからないからやめて欲しい。僕はこんな毛の生えたでかいオジサンを生んだ覚えなどない。

そんな感じで思えば、沼にハマったAをスルーして過ごす一月が過ぎ去ろうとしている。ブログを読み返してみると、十一月〜一月の期間は結局Aと会ってたりしたようだ。

けど僕にもこういう「感情の、ハマりやすいポイント、沼」はあるなと思った。日々、それにハマっていながら、それは目を覚さなければ数分前まで沼にどっぷりとハマってたことすら気がつかない。
僕はあたらしい日々を送りたい。毎日を、積極的に更新していきたい。沼じゃない。泉を作るのだ。泉を。

で、とりあえずのところそこで何故沼があるのか、沼から抜け出すポイントを考えてみました!



①沼は、そこにある
沼は、誰にでもある。まず「ある」という知覚が必要。

②沼は、賢いからこそある
馬鹿だからでなく、むしろ賢いから他人よりも多くの沼が点在しているのだ。という解釈

③沼は、いいこともある
生産的な沼と、非生産的な沼がある。ちなみに、非生産的な沼の場合、他人に話しているとき十中八九「ヒマだな」と思われている。

④沼は、底無しじゃない。
沼の恐ろしいことには、沼には底があるということ。底に達したあとの人間は単純に円周をぐるぐる回っている状態になる。そのため、人から見ると「大丈夫なのかな?」と言われてしまう。

⑤沼の種類
職業の沼、アイデンティティの沼、人の目線の沼、親から言われたことの沼、恋の沼、インポの沼

⑥沼は、感情に絡みつく
なんか、へんだな…調子わるい…ああ、あいつが、こいつが、じゃない、自分が、あ、ああ、あ、じゃなくて感情だ。自分の感情をセーブしてみたら沼は一気に小さくなる。

⑦沼は道具だ!
沼=僕じゃない!
沼は道具だ!はやくそこから抜け出して活用してやるんだ!!


終わりです。役に立ちましたか?


★★★追伸:僕のことも早く飲み会に誘ってください。